嫌われたら終わり。キャバクラのボーイのキャストへの気遣い
ボーイの立場はキャストよりも下
キャバクラの上下関係はとても複雑だ。
特に複雑なのがキャバ嬢(キャスト)との関係かな。
キャバクラで花形とも言えるキャストは、お店にとって欠かせない存在だし、何より売上を左右するからご機嫌を損ねちゃったら大変だ。
ボーイはあくまでも裏方で、お店にとっての重要性もキャストほど高くはない。つまりボーイはキャストより立場が下なんだ。
これは入店時期に関わらない。
例えばボーイのほうが先輩でも、新人キャストを大切にしないといけない。
今後売上を取る可能性もあるからね。
ボーイを続けるなら、キャストに嫌われることは絶対避けないとダメなんだ。
キャストに嫌われていたボーイの話
昔、俺が働いてたお店に新人ボーイが1人入って来たんだ。
よくある話なんだけど、そいつが他のやつと違ってたのは、キャストに相当嫌われちゃったことかな。
結構生意気で、入店当初からキャストとタメ口で話をするし、平気で嫌そうな顔もしてた。
俺も他のボーイ連中も、こりゃヤバそうなのが入店してきたと感じたよ。
んで1ヶ月位経った頃かな。
とあるベテランのキャストにお使いを頼まれたんだけど、そいつが少し駄々をこねた。
けど我慢の限界だったのか、キャストがブチギレ!
お店で口論が始まっちゃって、すぐに俺が仲裁に入った。
その場は何とか収まったんだけど、他のキャバ嬢にもこの件が知れ渡った。
その新人ボーイ、結局3日経ってから辞めちゃったね。
実は辞めた理由がわかってないけど、店長がクビにしたのかもって噂してたよ。
嫌われたらちゃんと仕事できなくなるし、メンタルも持たない
ボーイがキャストに嫌われたら一巻の終わりだ。
まず仕事に大きな支障が出るのは間違いない。
嫌われたって働き続けることはできるけど、長く続かないのは目に見えてるかな。
何より他のボーイやキャストから嫌な目で見られるし、メンタル的にキツイ。
で、精神的に辛くなり、仕事に影響が出て退職。
とにかく空気が悪くなるから、相当タフな人でも精神的に追い詰められるね。
だから絶対嫌われちゃいけないんだ。
女の子への気遣い・コミュニケーションのとり方は仕事しながら身につく
けど、キャストに嫌われない方法は、女の子に嫌われない方法と同じだ。
場の空気を読んで配慮したり、細かい気配りを忘れなければ問題ない。
日々のコミュニケーションも大事だね。
ちょっと難しいけど、気配りの方法とかは仕事を続けるうちに身に付くよ。
→ボーイとして働くことで身につく能力とは
最初の頃はキャストも笑って許してくれるからね。
ただ、キャストも限界があるから注意しよう。
女の子の扱いに慣れてる人は、初めからキャストと上手くやっていけるよ。
逆に気に入られる可能性もあるね。
でも、あんまり仲を深めちゃうと後で大変だから、線引はしておいたほうがいいよ。
気配り上手になろう
キャストに嫌われることは死を意味する、と言ってもいい。
好かれるためには色々必要だけど、誰にでも気配りできる人がキャバクラで生き残れるね。
実は気配り上手って昇進スピードも早いから、特に上を目指す人には重要なスキルだよ。